本当の後悔は

1日でギブアップした。

あまり理由は書かないでおくけれど、女性が多い職場の独特の雰囲気に不安を感じたっていうのもある。
他にも大きな理由はあるけれど、やはり、例え腰掛のつもりでも、ずっとは働きたくない環境・条件の職場に行くのは時間の無駄っていう自分の気持ちを偽ることはできなかった。

一日の仕事が終わった後、派遣の担当者に辞意を告げたが、どうも、相手は俺が体力的なことが辛くて、辞めたくなったのかと思い込んでいる節がある。
そうじゃないんだけれど、言う必要は無いな。

そう言えば、ちょっと気になったことがあったな。
「今日は筋肉をいっぱい使って、とても疲れたでしょう?」
派遣の担当者にこんなふうに労われたんだけれど、俺は今日一日、殆ど力仕事はさせられなかったんだよな。
「初日だから、とりあえず、見ていてくれ」と言われ、たまに雑用はあったんだけれど、殆ど放置されていたのだ。
そのことを告げたら、派遣の担当者は意外そうな顔をした。

今思えば、派遣先の現場の人間は、俺のことを「すぐに辞めそうだ」と見抜いていたのだろうな。
俺自身、あまりやる気のない顔色をしていただろう。顔は殆どマスクで隠れていたけれど、目の色で分かるものだと思う
だから、本格的に教えるのは、2〜3日様子を見てからにしようって警戒されたんじゃないかという気がする。
案の定、明日から行かないわけだが。

「もう、今は仕事が無いよ。ここより条件の落ちる仕事しか見つからなくなって、後で後悔するかも知れないよ」
そういえば、同じようなことを最初の面接でも言われた。
6年前、正社員で入った会社を短期で退職したことについて、「この会社を辞めたことを後悔していない?」って聞いてきたのだ。

辞めたことは後悔していない。
本当に後悔していることは、自分に合わない会社・職場を選んでしまった自分の判断ミスだ。

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